我が家は主人がよく猫を拾って帰ってきます。
仕事柄、猫が捨てられてそうな場所をよく通るらしく、
ザ、捨て猫！みたいな段ボールに猫が入っているのをよく拾ってきます。
私はそんな捨て猫に出会ったこともないよ・・・
捨て猫を見ると必ず拾って連れて帰ってくる主人なのですが、
そんな主人がうらやましく、
娘は、猫を拾うことが夢だったようです。
幼稚園くらいになると、
「おかあさん、猫落ちてたら拾ってかえっていい？」と
よく聞かれていました。
「うんー。落ちてたらねー」
（人生、そんなに捨て猫にも出会わないし、
小さな子供が連れて帰ってこれるような猫なんて
絶対に落ちてるわけがない。と思っていました。）
娘が小学生にのある日。
お友達と遊んでくる！と家を出て行きました。
しばらくすると、
「ピンポーン」
と鳴ったので
「はーい」と出たら外には遊びに行ったはずの娘が。
「お母さん、猫が落ちてたから連れて帰ってきたよ。
お母さん落ちてたら連れて帰ってきていいって言うてたやんな！」
ええええええええええっ！！
たたた、 たしかに いうたけども
我が家には既に20匹ほどの猫がおりますし・・・
そんな猫落ちてるわけないおもて言うただけやってんけど・・・
とりあえず、インターホンごしでは状況がわからないので玄関へ。
遊びにいった先の道路に居たそうな。
おいで！って声かけたらすり寄ってきて、
近くの人に飼い主さんいませんか？って色々聞いてまわったけど
そんな猫知らないよと言われたので、ひとりぼっちはかわいそうだから
だっこして連れて帰ってきたとの事。
小学一年生の子がだっこして連れて帰ってこれるおとなしい猫なんて
そうそうおらんよね・・・
仔猫ってほど小さくもないけど、大人ってほど大きくもない。
1歳未満といったとこだろうか。
とりあえず、部屋に入れる前に
お風呂へ入れ、猫仲間とご対面。
他の猫たちとはすぐに仲良くなった。
綺麗な毛並みで、なつっこい性格だったので、絶対に飼い猫であったに違いない。
とりあえずは、飼い主さんが見つかるまでうちで保護することに。
しかし、飼い主さんが見つからないまま、結局うちの子として生活することになった。
当時ドラクエXをやっていた私は猫といえば
ミャルジかリベリオしか浮かばなかった。
リベリオと名付けた。（女の子やけど）
リベは、娘ととっても仲良しだった。
我が家で唯一首輪を許された猫さんでした。
一緒にipadで自撮りしたりしていた。
いらんことしすぎて、猫パンチをくらうｗ
かばんの中に入っていたこともあった。
そんなリベちゃん。ある日妊娠が発覚。
出産前に他の猫ちゃんが産んだ仔猫ちゃんがいたんやけど
自分の仔猫ちゃんのように面倒を見てくれたりしていた。
そして、かわいい4匹の赤ちゃんを産みました。
赤ちゃんを産んで3日目。リベの様子がおかしい。
息の仕方がとても苦しそう。
急いで病院へ連れていき、診察台についた時
リベは息をひきとってしまったのです・・・
まだ目も開いてない生後3日の乳飲み子を残し
リベは虹の橋を渡ってしまいました。
リベのかわりに、人工哺乳でリベのかわりに一生懸命育てました。
仔猫4匹を育てるのに必死すぎて、あまり写真や動画がない・・・
この子はリベと柄がよく似ていました。
4匹の子猫たちは、すくすくと元気に育ちました。
2匹はお友達が引き取ってくれ、白2匹が我が家に残りました。
リベ、あなたの子たちは
元気に暮らしているから安心してね。
リベの生前の動画はこちら。
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